絵文字に著作権があるという話

  • 2022年3月23日
  • 2022年3月23日
  • PC

資料作成の依頼を受け、「資料の中にイラスト(的なもの)を入れたい」とのことであった。

 

皆がよく知る「いらすとや」などの素材サイトは「商用利用可能だが、素材数に制限あり」などの規約もあり手が出しづらい。(個人で使う分には便利である)

 

完全フリーのサイトで拾ってきてもいいが、望む素材が無かったり、いくつかの素材サイトを跨いで用意するので、TCGカードゲームのカード(訳:絵柄が違うのでチグハグになってしまうことの意)のようになってしまう。

 

 

どうしたものか・・

ん? 絵文字を使えばいいんじゃね?

いいアイデアが浮かんだところで資料作りに取り掛かった――。

 

 


PCで絵文字一覧の出し方

 

ところで、皆は絵文字の出し方って知ってる? 私は今日知った!

この知識を知って私が満足したから三月二三日は絵文字記念日。

 

「田」(Windowsキー)+「.」キー(。の半角版)

で絵文字一覧が出ます。

 

普通に便利やんか。

いちいち「え~と、家、変換・・スペースキー連打・・『🏠』」とかしなくてよくなったわけだ。

あと、「絵文字名がわからない(本当はあるのに変換で出ない(定義付けられていない)のであること自体を知らない)」もこれでなくなるわけだ。HAPPY。
※普通に「PC 絵文字 一覧」で検索して出てきたサイトで見ればいいだけなのだが、単純に面倒くさいのでしない。

 


絵文字には著作権がある

で、一通り内容を作ってみたところでふと気になったのだ。
 

絵文字に著作権ってある
ありま~す!

 

マジか。それじゃあPC絵文字は使えないな・・。
う~ん。「著作権 フリー 絵文字」で検索。

Twemoji
一番馴染みがあるのは「Twemoji」(Twitterの絵文字)ではないだろうか。
なんとこれ、オープンソースなんだ☆

オープンソース とは

その単語の言葉通り、ソースコードが公開されているソフトウェアのこと。転じて「目的を問わず利用、修正、頒布できるもの」のことを指す。
しかしこれらは基本的には借り物という考え方をした方がよいので、公序良俗に反することのないように


Twemojiのライセンスについて
著作権フリーで検索し、「絵文字って著作権はどうなっているの?」的な内容にTwemojiが出てきたが、著作権を放棄しているわけではない。だから借り物である。

 

TwemojiのReadMe、ライセンス等を記載しているページ
https://github.com/twitter/twemoji/blob/master/README.md
ReadMeページ一番下方のライセンス欄に「Graphics licensed under CC-BY 4.0」との表記がある。

CC-BY (4.0)とは

作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)の表示のみを要求するライセンス。
クレジット表記をしていれば、営利目的での二次利用も改変も問題無い」という、資料や物の創作者にとって心強くありがたいものである。

 

☨神☨よ・・

 


Twemojiのクレジット表記について
で、肝心のクレジット表記なのだが、どこのページも書いていることが曖昧過ぎてわからない(笑)ので、同じくライセンス欄のところの一文を用いることにした。
多分合っている。
Copyright 2019 Twitter, Inc and other contributors

 

ライセンスだのクレジット表記だの聞くと倦厭してしまうが、別に怖いものじゃないよ。

 

というわけで、クレジット💳📃表記🖋はして、正しく👮素材🍅🥕🥬➡を使用🍛しよう😆❕❕✨
(訳:クレジット表記はして、正しく素材を使用しよう)

 

(ここぞとばかりにPCの絵文字を使うやつ)(そしてオジサン構文になるやつ)

(PCの絵文字はグッズ等にするのは良くないと思う。普通に文章内に用いるのはWordPress内でもできているので、許可されているはずだ)